黒羽麻璃央×甲斐翔真 大ヒットミュージカルに挑む“ロミオ一年生”のふたり「頼りあって、戦友として」
今回は同世代が多いこともあり、等身大の自分として稽古ができています。
黒羽さんは兄貴肌(甲斐)
甲斐君は真っ白なロミオ(黒羽)
――ご自身が演じるロミオは、どんなところを大切にして、どんな風に役を作っていきたいと思っていますか。
黒羽難しいですね……。正直なところ、まわりとの関係性含め、どんなロミオになるか、自分も楽しみにしている段階です。でも皆さん、漠然と“ロミオ像”というものをお持ちですよね。自分の中にももちろんあります。そこは押さえつつ、どうしたら作品の中でロミオがより生き生きとできるか、そして作品をより面白くするためにはどう存在すべきかを模索しています。でも“キラキラ感”は忘れずにやっていきたいですね!
甲斐僕は、いかに最後のロミオとジュリエットの死が尊いものになるかに重きをおきたい。そのためには、それまでのプロセス……ふたりの関係性やロミオという人物像を、いかに膨らませていけるかにかかっていると思うので。
まだ具体的に言うのは難しいのですが、とにかくふたりのことを愛しく思ってもらえるように頑張りたいと思っています。
――せっかくのWキャストですので、お互いのロミオはこうなっていくだろうな、自分とはこういうところが違いそうだな、というポイントも教えていただければ!
甲斐パーマ系ロミオ……。