2024年4月4日 19:00
真夏の祭典フェスタサマーミューザが今年も7月末から
K.Miura
●7月28日(日)イッツ・ア・ピアノワールド/小川典子(ピアノ)
子供たちが客席でなくステージで、目の前のピアノの音を聴く、ホールアドバイザー小川典子の名物企画。「20年ずっと、子供向けでない、真っ向勝負のプログラム」(小川)。じつは今年東響と共演する若手ピアニスト田久保萌夏は、かつてこのイッツ・ア・ピアノワールドで小川のピアノを最前列で聴き、その日にピアニストになろうと決心したのだそう。「20年続けてきたことの意味が、いま、輝かしい形で現れた」と語る小川もさぞ感慨深いはず。実際これは、積み重ねてきた歴史の計り知れない価値を示すエピソードだ。
●7月28日(日)サマーナイト・ジャズ/小曽根真(ピアノ)
ジャズ・ピアニストの小曽根真が、コロナ禍の中で、若い才能の紹介と躍進のために始めたプロジェクト「From Ozone till Dawn」による一夜。自らの名を「オゾン層(=地球)」にかけて、そこから昇る光を表しているという。今回は小曽根とともに、ベース:小川晋平、ドラムス:きたいくにと、トランペット:松井秀太郎が出演する。
●7月30日(火)洗足学園音楽大学
秋山和慶が振り、若きダンサーたちが踊る、恒例のバレエ・プログラム。