2024年2月7日 12:00
4ピースバンド、ユアネス ミニアルバム『Ⅶ』をリリース「“あと何回会えるだろう?”みたいなことがひとつのテーマ」
すごく贅沢なツインボーカルになったし、本当にありがたいです。
――「a couple of times」はダークファンタジー的な世界観の楽曲。
古閑ある女の子の物語を描いているんですよ。ヒロインのはずだったのに、悪い友達と遊んだり、ドラッグに手を出してしまったり。そういうことを長く積み重ねているうちに、思い描いていた道とは違うところに来てしまった……という。
古閑翔平(Gt/Programming)
――先ほども話に出てましたが、基本的に打ち込みで構成されていて。ライブではバンドでアレンジし直すということでしょうか?
田中そうですね。練習の段階では他人の曲をコピーしているような気持ちで演奏しているんですけど(笑)、それもまた面白いし、より丁寧に演奏しなくちゃと思ってますね。
ライブの演奏がひとつの正解になるから、その得点を上げたいという緊張感もあります。
黒川英語詞なのもあって、歌のテイストが洋楽っぽいんですよ。普段はほとんど洋楽を聴かないんですけど、レコーディングの前にいろいろ聴いてみて、「こんなにヒソヒソ声で歌ってもいいんだな」とか参考にできるところもあって。エフェクトも使っているし、ちょっと飛び道具みたいな歌になってますね。