木戸大聖の夢を叶える秘訣「夢があることに自信を持つ」
どれだけ走っても追いつけないな、と思わせてくれる先輩が近くにいる環境なので、僕もいつか、後輩に対して背中で道を示せるような人になりたいです」
あと3年で30歳になる木戸にとって、「大人」とはどういう存在なのか。それは「まさに、喋らずとも存在感を示せるような人、ですかね」。
「落ち着いているのに、ちゃんとそこにいる存在感がある人。僕自身がそんな人に近づけるかどうかは、ぜんぜんわからないですけど……。でも、デビューしてからこれまでの7年間、通ってきたルートは異色だったと思います。僕のキャリアは子ども番組『おとうさんといっしょ』のレギュラー出演から始まっていて、そこから役者として活動するってちょっと新しいんじゃないかって。そこが僕の強みでもあるのかな、と思います」
そんな木戸の次の展望は、ゴールデン帯ドラマの主演、そして連続テレビ小説への出演。着実に自分の夢、やりたいことを叶えている木戸にとって、それらは決して、ただの青写真では終わらない。
「僕自身、まったく根拠のない自信でここまで来てるんです。根拠のない自信って、ときには危険かもしれない。でも、行動を起こすための原動力にもなるんです。