木戸大聖の夢を叶える秘訣「夢があることに自信を持つ」
自分よりも年下だったり、同い年だったりする子がドラマに出ているのを、ただ観ている側にいる自分が許せなくて、悔しくて」
『木戸大聖』といえば、とくに映画やドラマフリークではなくとも、若手の有望株として知られている名前だ。それにも関わらず、環境に甘んじない意思が、彼にはある。
与えられる側から、返す側になった
写真集に収録された、木戸のこれまでの生い立ちや、家族への思いを吐露したロングインタビューを読んでいると、20歳のデビュー以降から途切れない「役者愛」を感じる。
「ずっとドラマが好きなんです。毎週楽しみにしながらドラマを観ていて、そんなふうに育ってきたから、映像作品やお芝居には力があるんだって思える。僕が出演しているドラマや映画を観て『仕事が大変だったけど元気が出た』『癒された』って感想をいただけると、もっともっと頑張ろうと思えるんです。僕もたくさん、ドラマから元気をもらってきた。
与えてもらう側から、恩を返す側になったのかもしれないな、と」
いわば木戸にとって、役者という仕事の魅力は「好きなドラマや応援してくれるファンに対する恩返しができること」にあるのかもしれない。次々と映像作品への出演が続くなかで、自身の成長を感じとる瞬間とは。