2021年8月20日 18:00
永遠に解けない謎を封じ込めたようなyonawoの音楽 2ndアルバムに込めた思いとは
収録曲の『はっぴいめりいくりすます-at haruyoshi/Take 5』とか、『闇燦々』もそうなんですよね。『哀してる』もわりとそれに近い感じで録りましたね。
――へー、そうなんですね。
荒谷:『哀してる』と『闇燦々』に関してはテイクを重ねて後から抜き差ししていったんですけど、『はっぴいめりいくりすます-at haruyoshi/Take 5』に関しては、福岡にできた新しいスタジオに入って、ヘッドフォンもなしで「せーの」ですね。その新しいスタジオというのが今年の1月くらいにできたんですけど、実はそこで作業ができたっていうのが今回はすごく大きかったですね。先ほどおっしゃっていただいたオリジナリティーの部分というのは、もしかしたらそのスタジオでじっくり煮詰められたからというのがあると思います。
自分の作る歌詞に関しては、自分なりの言葉遣いや世界観なんかを意識して作っているという実感は持てるのですが、音楽に対して、どのあたりがオリジナルなのかっていうのは正直わからないんです。だけど、今回は1曲ごとにバンドで突き詰めてボリューム感のある曲に仕上げることができたなっていう手応えはありますね。