くらし情報『宮野真守、コロナ禍で生まれた『浦島さん』に「新たな可能性を感じる」』

2020年10月5日 18:00

宮野真守、コロナ禍で生まれた『浦島さん』に「新たな可能性を感じる」

宮野真守、福士蒼汰 撮影:田中亜紀

撮影:田中亜紀



劇団☆新感線の演出家・いのうえひでのりが、福士蒼汰、宮野真守をそれぞれ主演に据えて、太宰治の『お伽草子』を舞台化した『浦島さん』と『カチカチ山』が東京 Brillia HALLにて開幕。10月5日、福士と宮野が記者会見に出席した。

劇団☆新感線を擁するヴィレッヂが、新型コロナの影響による公演延期を受けて、密を避けての芝居として二人芝居、三人芝居に挑戦。『浦島さん』は倉持裕が、『カチカチ山』は青木豪が脚色しており、公演延期となった「いのうえ歌舞伎『神州無頼街』」でタッグを組む予定の福士、宮野がそれぞれ主演を務める。

宮野はタヌキのメイク、福士はきらびやかな羽織の衣装で登場。昨日、初日を迎えた宮野は自身の衣装とメイクを指し「おわかりの通り、(身なりは)汚いです。こんなに汚い格好で舞台に立つのは初めて」と苦笑しつつ「太宰の目線での解釈が入っていて、みなさんが知っている『カチカチ山』ですが、そこにケレン味があって、屈折した部分も入ってくるのが面白い。人のようで、タヌキのような身なりですが、一人の男が欲望とどう向かい合い、どう認めていくのか? という心理的な深さがあります」と語る。

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