初のドキュメンタリー映画公開! アニソンの先駆者JAM Projectの5人が語る“これまで”と“これから”
アニメソングってさっき兄さんも熱く語ってくれましたけど(笑)、私が歌詞を書き始めた頃は、“夢”とか“希望”とかこっ恥ずかしくって、アニソンくらいでしか歌に乗せて言えないんじゃないかなって思ってたんです。真っすぐにそれを恥ずかしくなく歌えるのがアニソンのいいところだなと思います。
もうひとつ、ポリシーとして自分で持っていたのは、ネガティブな歌詞の作品もあるかもしれないけど、最終的にネガティブな中にもひとつの光が見えるように、歌詞の中で終わらせることを心がけていて。今でもJAMで詞を書くときもそうだし、普段からそういう作品が好きですね。
遠藤僕もアニソンシンガーになりたくて今があるわけじゃなく、兄さん(影山)と同じ事務所に入って、レコード会社の社長に「歌ってみないか?」と言われたところから始まったんです。よく聞かれるのが「アニソンを歌うのと、自分のバンドで歌うときの違いってどこですか?」という質問。僕、分けたことはないんです。音楽にジャンルはあっても、歌にジャンルがあると思ってないので。
そういう感じで歌ったことは今までもないし、これからもないだろうし、そういう意味では「アニソンだから」