初のドキュメンタリー映画公開! アニソンの先駆者JAM Projectの5人が語る“これまで”と“これから”
とかって意味は自分の中には全然なくて。
遠藤正明
映画の中でも言っているけど、僕がアニソンを歌わせてもらうようになった頃は、世の中で“アニソン=オタク”みたいなイメージが強かったんですよね。胸を張って若い子たちが「今日、アニソンのライブ行く」とか「このアニソン、すごいんだよ」って言える時代になればいいな、そこで僕らがアニソンを歌えるんだったら、そういう世界にしていきたいなと……力不足かもしれないけど、そういう世界になればいいなと思って始めたんです。
今、LiSAちゃんだったり、アニソンが市民権を得た時代になって、若い子が「アニソンシンガーになりたい」と夢を語ってくれるんだったら、それはすごく素敵で、僕らも何か力になれているなら嬉しいなと思います。
「ここまで続けてきたからこそ」20年目のマンネリズムや葛藤
── 映画の中で、メンバーみなさんとスタッフのみなさんが一同に会したミーティングのシーンが印象的でしたが、どういう経緯で行われたんでしょうか?
影山あれは2020年の年明けてすぐ、どこかのタイミングだったと思いますが……もうツアーのチケットは一部、売り出されていたよね?
今思い返せばなんですが、自分たちがマンネリズムをもてあまし始めていた頃だなと思います。