初のドキュメンタリー映画公開! アニソンの先駆者JAM Projectの5人が語る“これまで”と“これから”
だからみんな、苦しんでいたんだなって。僕らもスタッフもね。「JAMはこういうことをしなきゃいけない」「こういう存在でいなきゃいけない」みたいなことで、ちょっといっぱいいっぱいになってたんですよね。
── メンバーのみなさんも同じような思いを抱えていたんでしょうか?
奥井体力的なこともあって、こういう激しいこと、ツアー20本とか、これできるのかな?って思いはあって。そういう話をする中で、「みんなは、もうJAM Projectのライブを見たくないのかな……?」と思ってしまったところもあったんですね。20周年で全国津々浦々に行こうとしていて、今はあんまり聴いてなくても何年か前まで聴いてたよって人にも来てほしいと思ってたんですけど。
苦しんでいる──どうやって続けていったらいいのか?という思いもあったし、一方でそんな気持ちって言えないじゃないですか?あの頃、そういう思いを分かってほしいという気持ちはどこかにありましたね。
影山ここまで続けてきたからこそ、無理していたところはあったと思うんですよね。自分たちもそれは感じていたし、あのミーティングでの福ちゃんの「知らない間に重くなっちゃってる」