2022年1月31日 12:30
RADWIMPS、全国ツアー幕張公演オフィシャルレポ到着「ここで今日会えたから次の楽しみがまた増えた」
と咆哮すると、まさにヒューマニズムの塊のような、折れない魂というものを漲らせるようにしてソウルフルなラップと旋律が渾然一体となった歌唱を放った。そこにいる誰もが、Awichという比類なきラッパー/シンガーのすごみと包容力を十二分に体感しただろう。「アイラブユー、RADWIMPS!素晴らしいツアーに参加させていただいて本当にありがとうございます。大好きです!」Awichが深い感謝の念を伝えると、洋次郎と互いを慈しみ鼓舞するようにしてハグをした。
Awich
そこから「いいんですか?」へ。ここでは過去のライブ音源から抽出した合唱が、歌いたくても歌えないそこにいるオーディエンスたちの声なき声とハンドクラップを後押しした。「数十年しか生きてないけど、生きてるとしんどいことがいっぱいあって。もう無理だな、やってられないな、投げ出したほうがずっとラクなんじゃないかと思うようなことが何回か訪れて。
それでも俺は明日を選んで生きていて。それがなんでなのかよくわからないけど、それがなぜなのか知りたいがために歌を作っていて。今回のアルバムもそんな感じで作っていたんだろうなと思います。誰かに与えられた正解じゃやっぱりダメで、自分が生きてる意味をちゃんと自分で見つけたい。