RADWIMPS、全国ツアー幕張公演オフィシャルレポ到着「ここで今日会えたから次の楽しみがまた増えた」

メインステージのビジョンにはのっぺらぼうとなった人間の不穏な映像がうごめき、センターステージにたどり着いた洋次郎が緑のレーザーに四方を囲まれながらオーディエンスの頭上にせり上がっていく演出も見事だった。

ライブ後半にiriとAwichがゲスト出演も

「まだいけるかい？終わりたくないけど、終わりに向かわないと進めないという、すごい、すごい不思議なもんで。それはライブという時間もそうだし、一生もそう。だけど、どうせ進むなら、終わりに向かうなら、おもいきり愛しい時間を一緒に過ごしましょう」洋次郎がそう語ると、文字通りの多幸感がバーッと広がった「NEVER EVER ENDER」を皮切りにライブは後半のセクションへ。


武田祐介
洋次郎がギターを持ち〈ロックバンドなんてもんを やっていてよかった 間違ってなんかいない そんなふうに今はただ思えるよ〉とサビのフレーズを弾き語った時点で大きな拍手が起こった「トアルハルノヒ」も実に印象的だった。曲を歌い終えると洋次郎は「ロックバンドなんてもんを好きでいてくれてありがとうございます」とオーディエンスにあらためて謝辞を述べた。


野田洋次郎
一呼吸置いてからエレピのイントロをバックに東京というホームタウンについて、『FOREVER DAZE』でその街をタイトルに冠した曲を作った思いを語りだした。