2024年3月27日 18:00
高橋優インタビュー「幸せじゃないから音楽があって良かったなって思えるというか。でもどうなんでしょうね。皆さんは」
あと、僕は普段ホールでのライブだったらイヤモニをつけているんですけど、今回のツアーは弾き語りということもありますし、つけてないんですよ。だから各都道府県のホールの鳴りの違いがめちゃくちゃよくわかるんです。同じセットリストでやっていてもぜんぜん違うんですよね、感覚が。例えば今、取材をしていただいているこの部屋で声を出すのと、どこかの温泉で声を出すのとでは響き方が違うじゃないですか?それくらい違うんですよ、ホールによって。この会場響くな〜とか、ディレイ(音の返り)がすごいな〜とか。LINE CUBE SHIBUYAは2日間あったので、1日目と2日目でもまた違ったんですよね、僕の音の感じ方が。
――というと?
1日目に感じたことを踏まえて2日目にトライできたということですね。それができるのは今回の日程では東京だけだったので、そういう意味でもLINE CUBE SHIBUYAの特に2日目はまた違った感覚でやれましたね。
デビューして14年くらい経ちますけど、今こういうことをやらせていただいているっていうのはすごく幸せかもしれないなって思います。
――47都道府県をまわるということに対しては、いつかやってみたいとか、憧れみたいなものがあったりしたんですか?
ちょっとありましたね。