【インタビュー】ロックバンド・CRYAMY「生きていくことにフォーカスが当たって、それを心から賛美できる力を歌に込めたかった」
海外のインタビューとかを見たり読んだりすると、あの人って尋常じゃないぐらいドラムにマイクを立てて、空間の音を拾ってミックスするっていうことが書いてあって。
それ見てたらなんかやろうと思えばやれそうだなと思ったんです。それでエンジニアさんに――MEANINGのYOKKUNに録音してもらったんですけど、YOKKUNに相談して、廊下にマイク2本立てたりとか、地面にマイクのグリルの部分をくっつけて振動だけ拾ったりとか、天井に吊るしたりとか、ギターアンプに2m間隔でマイク6個ぐらい置いたりとかして。それで結局、トータルで100本以上になったんです。
――レイさんはどうでした?そういうレコーディング。
フジタ最初はびっくりしましたね。「マジで?」みたいな。7割ぐらいは空間のマイクだったんで。
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フジタレイ(Gt)
――で、一発録り?
カワノですね。
――そういう意味では別の緊張感みたいなのもありました?
カワノいや、むしろ今までの方が緊張感あったんじゃないかな、僕がカッカする人なんで。
フジタ今までのレコーディングは絶対怒ってたもんね。
カワノでも今作は2日間っていうリミットで2曲録ろうっていうのもあったし、空間の音も混ざるんで、多少ラフにやってもかっこつくんすよね。