2022年11月22日 12:00
明日海りおが思う“美しい人”の条件「悪口や文句は言わない。でも、たまには愚痴をこぼしてもいい」
これだけキャリアを積んでも変わらない誠実さこそが、明日海りおの魅力かもしれない。
初の冠番組『明日海りおのアトリエ』が好評を受け、11月24日(木) よりSeason2がHuluにて独占配信開始。今度はアトリエを飛び出し、憧れの楽園・沖縄を訪れた。
「宮古島は2度ほど行ったことがあったんですけど、本島は初めてでした。沖縄の音楽ってやっぱり独特で、歌声や踊りに宿る血潮みたいなものを肌で感じられた経験は、これから私が舞台に立つときに思い出せたらいいなと思いましたし、琉球ガラスや古酒など独自の文化を伝承していこうというみなさんの郷土愛にふれて、私も温かい気持ちになりました」
さらに、自身の故郷である静岡もめぐった。
「自分が通っていたバレエ教室や、当時立っていた劇場を久しぶりに訪ねました。宝塚時代のことを取材していただくことはたくさんあるんですけど、意外と子どもの頃のことってこういう機会がないともう思い出せなくなっていたので、とってもいいチョイスをしていただいたなと思います」
中学3年で宝塚を受験。難関を乗り越え、2001年、宝塚音楽学校に入学した。
若くして地元を離れ、兵庫・宝塚で寮生活を送ってきた明日海りおにとって、故郷は、まだ何者でもない、夢見る少女としての日々を過ごした場所だ。