2022年11月22日 12:00
明日海りおが思う“美しい人”の条件「悪口や文句は言わない。でも、たまには愚痴をこぼしてもいい」
たとえば、疲れたときも、しんどいって口にしたら余計にしんどくなるじゃないですか。それに、私が疲れたと言うことで周りに気を遣わせてしまう。周りに気を遣わせたことで、今度は私もそれを負担に感じて、負のループに陥っちゃう。だから、マイナスなことはなるべく発しないように、というのはずっと意識していることです」
そうたおやかに微笑みながら、少し茶目っ気のある表情を覗かせて、「でも」と続ける。
「あんまりそうやって自分を厳しく律し続けるのも考えものですよね(笑)。特に宝塚を退団したあとは、ちょろっと弱音を出しちゃった方がうまくいくこともあるんだと考えるようになりました。だから疲れたときは、愚痴をこぼしてもいいと思います。ただし、ただ『しんどかった』で終わるのではなく、『でもそれもやりがいだよね』と明るく励まし合える相手であること。
そうやって自分の気持ちをポジティブな方向に持っていける人との関係を築くことも、内面を美しく保つ上では大切ですよね」
何事もストイックすぎなくていい。それは、どうやら外見を磨く上でも同じようだ。
「お水をたくさん飲むとか、野菜をいっぱい食べるとか、油分を摂りすぎないとか、お砂糖はなるべく摂らないようにするとか、1日1回は必ず汗をかくようにするとか、人からいいと言われたことはすべてやるようにしています。