町山智浩氏が『トゥルー・ディテクティブ 猟奇犯罪捜査』の見どころを解説
研究している。俳優に求められるのは、勘や才能ではなく、教養と分析力」と解説した。
また、舞台となる米アーカンソー州は「アメリカでもっとも貧しい地域」だと指摘し、事件の背景のひとつになっていると解説。モチーフとなった現地での2つの冤罪事件にも触れ、「ミステリーというより純文学。アリが演じる晩年の主人公は認知症で、消えゆく記憶と闘っている。明らかになる彼の過去の怖さや重さによって、感動のドラマになっており、ラブストーリーの側面もある」と高いドラマ性をアピールしていた。
取材・文・写真:内田涼
『トゥルー・ディテクティブ 猟奇犯罪捜査』
10月2日(水) ブルーレイ発売、DVD レンタル開始
ブルーレイコンプリート・ボックス(3枚組/全8話)11,818円+税