2022年1月11日 18:00
松山ケンイチ「初日を迎えることが出来て一安心です」『hana-1970、コザが燃えた日-』キャストコメント&舞台写真到着
かつてはハルオが演奏もしていたという、バーのステージにはスタンドマイクがあり、劇中で度々効果的に使われる。あるシーンでは、対照的な兄弟それぞれの世の中に対する想いが爆発し、演劇ならではの熱量に圧倒される。外で起こる「コザ騒動」の喧騒と、中で起こる事件が進展するにつれ刻々と変化する照明も印象的だ。また、妹のナナコ役の上原千果が歌う「花はどこへいった」は世界一有名な反戦歌として知られ、世界中でカバーされる名曲。その素朴な歌声と歌詞が胸に刺さる。
上演時間は1時間40分。東京公演は1月30日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演、その後2月5日(土)、6日(日)に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、2月10 日(木)、11日(金祝)に宮城・多賀城市民会館にて上演される。
●松山ケンイチ
本日、無事に初日を迎えることが出来て一安心です。
ただそれに尽きます。無事に始まった舞台を無事に終わらせる。これが全ての望みです。これしか望んでいません。このまま、日々気を付けながら取り組んでいきたいと思います。
●岡山天音
「hana-1970、コザが燃えた日-」は非常にビビットでありながら、素朴なメッセージが込められた作品だと思います。