櫻井海音&齊藤なぎさ『【推しの子】』実写に挑むプレッシャーを支えた”原作愛”
でも現場に入ってみたら、話しやすいし、いじりやすいし、みんなを引っ張ってくれる頼りがいのある人で。初対面からガラッと印象が変わりました。あと一生、焼き鳥を布教されます。おじさんみたい(笑)。
櫻井たしかに僕ずっといじられてたよね、みんなから、おじさんだ! って(笑)。
齊藤なんかおかしなことを言ったりする櫻井さんを、みんなでいじって(笑)。でも嬉しがってたよね? 私たちも楽しいし、櫻井さんも喜んでるから、ウィンウィンな関係! 同世代の子が多い現場だったけど、みんな落ち着いていて、でもやるときはやるし、遊ぶときは遊ぶ! みたいなメリハリのある空気感が、私はすごく好きでした。素敵な人たちばかりで、精神的に大変な場面も多かったけど、みんなのおかげで撮影を乗り越えられたな、と思います。
演じてみて、あらためて痛感した双子の魅力
ーー精神的に大変な場面も多かったそうですが、とくにお二人が力を入れて演じられたシーンはありますか?
齊藤一つひとつが大変なシーンだったんですけど、やっぱりシリアスなシーンは体力も使うし、ルビーちゃんは感情が豊かで涙を流す場面も多かったので、気持ちを持っていくのが大変なときもありました。