2022年6月23日 07:00
「そんなふうに思ったのは初めて」AKB48岡部麟が挑む『ピーター・パン』
――いつもはプレッシャーを感じるタイプですか?
はい。普段はもうちょっとプレッシャーを感じて「○○しなきゃ」とか「できるかな?」とか、そんな不安のほうが勝っちゃいます。だけどこれはピーター・パンの魔法なのかな(笑)。そういう不安が、実は全くないんです。歌稽古が始まっていますが、そこでもいつも夢を見ているような、後ろ向きの気持ちになる瞬間が全くない。不思議だし、『ピーター・パン』ってすごい!という気持ちになっています。
――このブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』のことは、どんな作品だと思われていますか?
舞台は映像でしか拝見したことがないのですが、台本を読んでみると、なんにも難しいことを考えず、ただ目の前で起きていることを素直に楽しめる作品だと感じました。考察もしなくていいし、子供の気持ちに戻ってスッと世界に入って楽しめると思います。
――ご自身の役にはどんな印象がありますか?
ウェンディちゃんに対してはきっと、「私もウェンディちゃんになりたいな」というような憧れを抱く子もいると思うし、「こんなお姉ちゃんがいたらいいな」と思う子もいると思うし、ちょっと恋心を抱く子もいると思います。