岩谷翔吾、親友・横浜流星と二人三脚で叶えた作家デビュー「ただただ流星と一緒に面白いことがしたかったんです」
「ただワクワクすることを突きつめていっただけなんです」
作家デビューを前に、THE RAMPAGE の岩谷翔吾はリラックスした様子でそう語った。
自身初となる書き下ろし小説『選択』(幻冬舎刊)。原案者として4年にわたる創作の日々を伴走したのが、俳優の横浜流星だ。
高校の同級生であり、10年来の親友である2人がタッグを組んで生まれたこの小説を、岩谷は「僕と流星の子どもみたいなもの」と目を細める。俳優とアーティスト。異例の二人三脚で生まれたデビュー作には、どんな想いが込められているのだろうか。
流星と二人三脚で書き上げた作品です
――以前から読書好きを公言されていた岩谷さん。本を好きになったきっかけはなんだったんですか。
親の影響で小さい頃から本は読んでいたんですけど、実はそこまで自分の中で近いものでもなければ遠いものではなく、という存在だったんですよ。がっつりハマりはじめたのは、THE RAMPAGEになってから。メンバーの川村壱馬が『ルビンの壺が割れた』という小説を勧めてくれて。それが面白くて、そこから小説の面白さにのめり込んでいくようになりました。
――ご自身でも書いてみたいと思うようになったのは、どういう心の変化があったんでしょう。