――衣装も楽しみですが、男性らしい所作というのも大変だったのではないでしょうか?
マントがどの様につくのかな、とか細かな部分がどうなるのかすごく楽しみにしています。はやく衣装を着た状態で動きをつけてみたいです。男性らしい仕草というのも難しくて。私は普段「女性として生きよう」と思っているわけではないのに、無意識に仕草が女性らしくなっていることが多くて。殺陣で内股になってしまう……とか。動画で観返していると気になるので、逆に大変な姿勢でやってみたり、そういった所から男性らしさが出せればと思っております。
――色々な面で、全力で舞台に挑まれているのですね。
映像は瞬発力であったり、「答えを一つ絶対に決めないといけない」という所が特徴だと思います。
撮影日にスタッフさんとキャストで話あって、同じベクトルでものづくりをしていくことが必要になるので。それが舞台だと、稽古で「今日は怒る感情で」「今日は悲しい感情でいきましょう」と試していける所が、すごく魅力だなと思っています。舞台に立ちながら表現を模索していける事がとっても面白いです。
――今後も舞台への挑戦は?
もちろんチャンスがあれば挑戦していきたいのですが、もっとしっかり勉強していかないとダメだな、と今は思っています。