メンバー全員上京! 浪漫革命インタビュー「ミュージシャンとしてしっかり売れて、いたい人たちといれる状況を守らなきゃいけない」
藤澤フェスとかで一緒になったときに挨拶したことはあったんですけど、阿南さんは全然覚えてなくて(笑)。
大池奏太こっちが一方的に知っているだけでした。
──yonawoの“tokyo”については、音作りのどういう点に惹かれたんですか?
藤澤そこで鳴っている感というか、すごく生っぽくてクリアに聴こえたんです。ボーカルで言ったら、〈うわ、めっちゃ声だ〉みたいな。
大池現代的な音だと感じました。もともと僕らはどちらかと言うと古臭い系の音楽が好きで、そういう音作りをめざしていたんですけど、聴く音楽も次第に変化し、音源にも低音のレンジの広さとかも求めるようになっていた。そういうときに「tokyo」のミックスがめっちゃフィットして。
大池奏太(浪漫革命)
──実際に阿南さんや元PAELLASチームと作業してみていかがでしたか?
藤澤本当に最高の体験でした。
常に僕たちが希望した以上のものを返してくれるし、趣味も合うというか、〈この先輩を見て育ってきたんだな〉ってわかるくらいの感覚の一致があって。めちゃめちゃ楽しかったし、上京した甲斐があったなと感じましたね。
阿南智史レコーディング中、よく上京してよかったと言ってたよね(笑)。