メンバー全員上京! 浪漫革命インタビュー「ミュージシャンとしてしっかり売れて、いたい人たちといれる状況を守らなきゃいけない」
──阿南さんは浪漫革命のどんなところが印象的でした?
阿南メンバー全員がプロデュース的な視点を持っていることがおもしろかったです。それぞれアレンジもできるし、それこそ新作に入っている「世界に君一人だけ」なんて、各自の作ったバージョンが10パターンくらい送られてきたんです。
藤澤ただ、僕らは5人全員で考えるから、上手くまとまらないんです。結果的に出来たけれど散らかっているなってことも多い。そこを今回相談できたのはよかった。僕らが投げたパターンを阿南さん、bisshiさん、Ryosukeさんの3人が分解したり、組み直したりしてくれて。結果的に、僕たちだけじゃない辿り着けないところに行けたと思う。
阿南Ryosukeとbisshiの3人でプロデュース・チームとしてやったのは初めてなんですけど、最初から上手く役割分担ができました。
藤澤阿南さんたち3人はいま一緒にバンドをやってはいないけど、やっぱりめっちゃ〈バンド〉の感じなんですよね。僕らも曲を作る際、こういうふうにコミュニケーションをとっていけばいいんだと、すごい参考になるくらい。お互いを尊重し合ってて、それぞれのできることがわかっていて、僕らのアイデアもすごく大事にしてくれる。