2022年9月28日 07:00
相葉雅紀の“怖さ”の乗り越えかた『ここまでやったんだから失敗してもいい』と思うくらい準備する
という言葉が笑顔とともに返ってきた。
「そこまで緊張することは本当に稀なんですよね。最近ガチガチに緊張したのはその2回だけなので。あとは何だろう……例えば、ライブで緊張しないようにするためには、その分、準備の数を増やすのはあります。リハーサルを何回も何回も重ねて、ちょっとずつ大丈夫、大丈夫、って自分に言い聞かせて。最終的には『ここまでやったんだから失敗してもいい』っていうぐらいに自分を持っていくと、もう大丈夫ですね」
自分が納得するまで準備を重ねたから、過去を振り返って引きずることもない。
「前を向いています。走らなくてもいいから、止まりたくないし、立ち止まって振り返ることはあまりしたくないんです。
ゆっくりでもいいからずっと前に進んでいたいですね」
そんな相葉が、製作の現場でやりがいを感じる瞬間とは。「自分が思うようにできることは少ないんですけど、作っているときに手ごたえがあったりとか、出来上がって観てくださった方からの感想を頂いたりするとやっていてよかったな、と思います。舞台でも、稽古をもちろんやっているときはすごく辛いんですけど、確実に変わっている、って感じるときはあるんですよね。