2021年6月1日 12:00
矢部昌暉が振り返る高校生活「高3の文化祭で、北村匠海たちとダンスを踊りました(笑)」
舞台で悩んでいたことがDISH//で活動していたら解決点を見出せたり。もちろんその逆もありますし。そういう似通ったところがあるので、違うものをやっているようで同じものをやっている感覚ですね。
――そういった相乗効果で具体的に思い出せるものはありますか。
以前、舞台でしっかりとした説得力のある役をいただいたんですね。でも、僕は普通に喋っているときの声が結構高めで。低い声の方が説得力が出るけど、そういう声の出し方がわからなくて悩んでいるときに、DISH//でボイトレを受けたんですよ。
そしたらそこで、歌うときの舌の位置について教えてもらって。
僕は基本的に下の位置が結構高めなんですけど、単純に説明するともっと舌を下げると響きが低くなるんです。下げすぎもよくないんですけど、正しい位置まで下げるとマイクに乗りやすい声が出る。それを知って、この発声は説得力のある声につながるじゃんって、すごくヒントになりました。
――近年、いろんな舞台に出てらっしゃいますが、ミュージカルの印象がなかったので、キャストに矢部さんのお名前を見つけたときはちょっと意外でした。
本格的なミュージカルに出演させていただくのは、これが初めてです。