2022年12月21日 17:00
【会見レポート】「“ジキハイ”史上、最もエロティックに」石丸幹二と柿澤勇人率いる『ジキル&ハイド』始動
そのバトンを引き継ぐ柿澤を新たに迎え、初演以来初めてジキル役Wキャストとなる2023年版で有終の美を飾る。
ミュージカル『ジキル&ハイド』より、「時が来た」を披露する石丸幹二と柿澤勇人
会見冒頭では石丸と柿澤が劇中歌「時が来た」を歌唱披露。力強く美しい歌声で歌い上げ、公募によるオーディエンスも参加する会場を一気に“ジキハイ”ムードに。
会見では、日本初演以来、四半世紀近くに渡り上演されている本作について、山田が「準備を始めたのは20世紀だったんだなとびっくりしました。長い生命力を持った作品に携われたこと。そのご恩にまず感謝しています」と感慨深く語り、前回(2018年)から5年近く経っているが、「自分の意識のなかではついこないだのように感じています。それくらいインパクトのある作品」と石丸も熱い想いをのぞかせ「この役をやるにあたっては非情に体力が必要背筋をだということを思い出しました。カッキ―(柿澤)に負けないように、私も体力をつけて臨みたいと思います」と背筋を伸ばす。
山田和也
石丸幹二
初演の鹿賀バージョンと石丸バージョンの両方を観ているという柿澤は、「大スターたちがやる役だと思っていたので若造の僕がやるとは思っていなかった」