Q.I.S.が1stアルバムをひっさげた初の全国ワンマンツアーを開催「キッズみたいな気持ちで、音楽をもう一度好きになりたい」
、「この感じ、久しぶりだな」と思いながら忙しく過ごしてましたね。
――「この感じ、久しぶりだな」というのは、バンドをはじめた頃に似ているということですか?
そうです、まさしく。今やりたいことをできるだけ早く発信して、鮮度が高いまま表現できるというか。それが許される環境があるのもうれしいですね。楽曲については、「聴く立場として好きな音楽もやってみたい」という気持ちもあって。最初は「バンドサウンド以外のものもやりたい」と思って試行錯誤していたので、自然と幅も広がったと思うし、自分としても良いステップになったのかなと。ただ、今回のアルバム(1stアルバム『DINING』)は、バンドサウンドにフォーカスしたかったんですよね。いろいろやってきたなかで、「いちばん好きなのはシンプルでソリッドなバンドの音だな」って改めて気づいたので。
――確かにライブ映えする曲が揃ってますよね。そうなんですよ。あと、付き合いが長い人には「高校の頃のゆうほを思い出した」って言われるんですよ。その言葉を聞いたときにハッとしたし、「確かにそうかも」と思って。自分の脳みそと曲がそのままつながっているというか(笑)。