DOBERMAN INFINITYのこれまでの10年、これからの10年「遊び心だけは忘れずにいたい」
P-CHOライティングをするときに自分たちの体験談も大事にするんです。
1日の始まりに、今日が最後だし、楽しもうというよりは、1日の最後に「最後」を感じません?みたいな。
それで「次々に下げられる皿に思い出を残し」というところが着地として決まってたんですよ。
SWAY食べているときって寂しさは絶対ないじゃないですか。楽しくて。全部平らげたときに、「あれ、もう今日が本当に終わっちゃうかも」って。そこが一番悲しいな。旅行もそうですけど。
P-CHO旅行も明日帰るんだ、ってね。
GSこの瞬間が常に最後の瞬間、最後の時間になるかもしれないという事を理解した上で、この夏を楽しもう、この瞬間を楽しもう、ということを届けたい、というところがこの曲の一番奥にあった部分なんですよね。
この曲を聴いて「今年の夏はもう絶対に後悔しないように遊ぶぞ」という気持ちで夏を迎えてもらえたらな、という気持ちもありました。
――そう聞くと、少しハッピーになりますね。
GSそうそう。もともとこの曲って最後の夏と寂しさを歌おうということじゃなくて「最後の夏やから楽しもう!」ということを歌おう、ということがテーマとしてあったんですよ。