2021年11月30日 07:00
萩原利久&八木勇征が憧れる男の美しさ「たくましい脚を見ると、おおっ!てなります」
本当、神様みたいなものなんですよね。だから、変な話、見下されてもいいんですよ。むしろそうやって見下されることさえ、平良にとっては清居を感じられる一部になる。常に平良の中には清居がいて、何をするにしてもすべて清居が理由づけられているんです。
八木はたから見ると怖いじゃないですか、そこまで執着されるのって。でもそれだけ愛してもらえることって、僕含め人生で一度もない人の方が多いだろうし。それだけ特別な目で見られるのって、すごく幸せなことだなという気がします。
それに、平良の立場から考えても、それだけ夢中になれるものがあるのって本当に喜ばしいことだなとシンプルに思うので。
誰かにそれだけ熱い気持ちを寄せられるのは素敵だし、何もおかしくなんかない、ごく普通のことなんじゃないかなと。
――清居にとって平良はどんな存在なのでしょうか。
八木清居のモノローグにもあるんですけど、価値なしのジャッジを1秒でくだせるくらい、終わっている人間というのが最初の印象。でもそこから平良が清居を見つめてくる視線が、清居自身が求めていた熱狂的なアイドルファンのそれと同じだったことから、清居の中にも今までとは違った感情が芽生えてくる。