【対談】CRYAMY・カワノ×a flood of circle・佐々木亮介「シカゴに行ってレコーディングするっていう一連の過程の中で亮介さんの存在は大きかった」
どうしようもなくなっちゃうっていう。
カワノほぼダメ元で行ってみた感じですからね。思い切ってじゃないですけど、「俺にはこれしかないんだ」くらいの気持ちでした。それでシカゴ行くのが決まった時にすぐ亮介さんに相談したんですよ。
佐々木相談っていうか──。
カワノ「どんなんすかね、シカゴ」っていうカウセリングを(笑)。「やっていけますかね」みたいな。
佐々木俺、これが自分に似てるなって思うんですけど、たぶん基本、めちゃくちゃ臆病な人間なんだけど、喋り方こんなんだし、なんか変なとこで大胆なんですよね。
カワノ似てる。確かに亮介さんもアメリカでソロのレコーディングしたりとかしてたし。
佐々木ちょうどツアーをしてたのかな、車に乗っている時にLINEが来て、デイヴ・グロールとこんな感じで肩を組んでる写真が送られてきて。横にクリス・ノヴォセリックもいて、「ニルヴァーナじゃん」みたいな。そういうの持ってますよね。
カワノニルヴァーナの30周年で、インタビュー受けにスタジオに来てたんですよ。
佐々木それでデイヴとメールアドレス交換して音源も送ったとかって、もう『BECK』かよって思ってた(笑)。