2023年12月8日 12:00
クリスマスシーズンにぴったりの5曲入りEPをリリース 竹渕慶インタビュー「自分に授かったものがあるなら存分に使って、役割を担いたい」
――まさに「Voice of an Angel」だったと。
竹渕そうなんです。励ましてくれたんだと思いますけど、ウソの言葉ではない感じがして。その経験があって、うまい・ヘタとは別のところで伝わるものがあるんだと、子供ながらに知りました。幸せな経験になって、以後も歌うことができました。
――竹渕さんはインディーズでのソロデビューからだと10年になりますが、作品を量産するタイプではないようですね。
竹渕そうですね。ソロではフルアルバム1枚、ミニアルバム1枚。
グループを抜けてからは5年で、スモールチームで探り探り、今できることをコツコツやる方針でした。
――発表してなくても、曲は日頃から作っているんですか?
竹渕ちょこちょこやっています。ムラはあるんですけど(笑)。
――「作るぞ」という感じで籠るわけではなく?
竹渕作ろうと思ってピアノに向かうと、出てこないことが多くて。身の周りで起きたこと、人が話していたことから想いが巡って、自分の感情が溢れたら作る、みたいなパターンが多いです。今回の「Voice of an Angel」はEPのために作りましたけど、ずっと自分の根っこにあった想いだったので、わりとスッと出てきました。