2024年2月22日 12:00
PURIKURA MIND・石ツ瞭斗インタビュー「もっとエンタメをやらなくちゃいけないと思ってます」
――リード曲「Neither A nor B」には〈くだらない奴らは放っておいて/僕らはこのままで〉という歌詞があって。バンドをやることへの決意表明のようにも聴こえます。
自分がやっていたバンドがどんなバンドだったか、それをなぜやめて、なんでPURIKURA MINDを作ったか。それを全部入れたかったんです。僕はロックスター気質でも何でもないし、中途半端な人間だと思ってるんですけど、そのこと自体を提示したかったというか。この曲を聴けば“PURIKURA MINDはどういうヤツがやってるバンドなのか”がすべてわかると思います。
――オルタナ経由のロックサウンドもめちゃくちゃカッコいいですね。
ありがとうございます。
最初のリフとかはけっこうニルヴァーナっぽいというか、「90年代のオルタナが好きなんだろうな」とわかるようにしたくて。アレンジに関してはメンバーに任せているところもかなりあるんですよ。「こういう音にしたい」というのもあるんですけど、完全にひとりで作っちゃうとバンドでやる意味がないので。それぞれの解釈も入れてほしいし、スタジオで「これはいいね」とか「このフレーズは好きじゃない」