2024年3月1日 17:00
松井愛莉、神山智洋との掛け合いは「相手のもっと上を行こうと心が燃えました(笑)」
衣装合わせでも、あかりっぽさをみんなで模索していきました。あかりはどちらかと言うとあまりおしゃれ系ではなく、ピュアな性格が服装にも表れていると思いました。
――役柄について、監督からはどんな指示がありましたか?
松井神山(智洋)さん演じる魁が利己的に生きているのに対し、あかりは利他的に生きている。人の気持ちを理解し、寄り添えるあかりを目指してほしいと言われたのが印象的でした。
――対比という意味でも、やはり魁との関係が鍵を握ってきますね。
松井最初の頃は、魁はあかりに心を閉ざしていて。過去にいろいろな苦痛を味わい、18歳の見かけでありながら88歳となった彼にどう寄り添えば振り向いてくれるのか。そういったことを、私もあかりとして考えていきました。
あかりは思ったことを真っすぐ伝え、ズカズカと人の心に入っていくタイプなので、恐れずに接することを私も心がけました。
――松井さん自身も人の心に入っていくのは得意ですか?
松井私は苦手です!(笑)なので、撮影自体も最初はちょっと不安でした。魁にどう振り向いてもらえばいいのかなって。
置いていかれないように画面にしがみつきながら見ていただきたいです
――神山さんとは初共演ですよね。