2024年5月13日 18:00
【対談】北(ルサンチマン)×オサキアユ(さよならポエジー)「“ロックとは”みたいな指標があって、ルサンチマンはそれにぴったりなんですよね」
北その友達がめちゃくちゃ早かったんです。僕も当時は「いいな」と思ったんですけど、今ほど魅力に気づけてなかった。
オサキいい友達やね。
北で、そこからバンドを組んで。その頃はさよならポエジーも活動が落ち着いている時期だったんですけど、高校生活を終え、なんとなく自分たちの音楽性も形成されてきたときに高校卒業して初めてぐらいの企画をやることになって、「さよならポエジーが復活してるじゃん」って思ったんです。「pupa」のMVが出たのを観て「うわ、そういえばさよならポエジーっていうかっこいいバンドがいたわ」みたいな感じでオファーさせてもらったら、ギャラがいいからって言って出てくれた(笑)。
オサキまあ、こっちからしたら知らないバンドなんで。でも、ちゃんとしてんなあと思って。
金が全部ってわけじゃないんですけど、なんか「出てみよう」って思ったんですよね。それはもう言葉で説明できないんですけど。
――じゃあ、それまでまったくルサンチマンっていうバンドのことは知らなかった?
オサキオファーもらっても調べもしなかった。
北下北沢SHELTERでさよならポエジーがライブするときに、挨拶をかねて、ドラムのもぎとふたりで観に行ったんです。