【対談】北(ルサンチマン)×オサキアユ(さよならポエジー)「“ロックとは”みたいな指標があって、ルサンチマンはそれにぴったりなんですよね」
って確信した。
北WWWで、そんなに刺さらなかったのも含めて、めちゃくちゃそこから変わったんですよ。すごいターニングポイントになった。単純に2022年は100本くらいライブやってたし、だから意識の違いというよりも先にどんどんフィジカルが成長してたという感覚はあったんです。BLUEPORTで観てもらった時も、4日か5日連続の最終日くらいの感じだったんですよね。だからたぶん声とかガッサガサだったと思うんです。僕も喋りたくなくて、お客さんとかに寄り添ってる余裕すらなかったみたいな感じのところに、因縁のオサキアユが来た、っていう(笑)。でもそれが逆によくて。
「もうやるしかねえわ」くらいの感じでやったのがいいってずっと言ってくれてます。
――WWWでやったことによって得たものとか、そこから自分たちの成長の糧にしていった部分も結構ありますか?
北ありますね。和気あいあいとライブをやるスタンスがまったく自分たちに合ってないことを、そこで確信したというか。さよならポエジーみたいなスタンスのバンドに自分はなりたかったんだなって。方向性がそこで定まった。
――2021年に初めてツーマンをやってから3年ぐらい経つわけじゃないですか。