2021年7月8日 11:00
「どんなゲームだろうと3点以上を目指す」、大邱との再戦にも川崎Fはブレない
(c)KAWASAKI FRONTALE
もし、負けたとしても決勝トーナメント進出は間違いないだろう。誤解を恐れずに言えば、大邱FC戦は絶対に勝たなければならない戦いではない。それでも川崎フロンターレは勝利だけを睨む。鬼木達監督も「決勝戦だと思って戦う」とキッパリ。
勝ってグループステージ1位突破を決める。そもそも川崎Fに負けていいゲームなんてない。さらに言えば勝てばいいだけでもない。1点奪えば2点目、2点奪えば3点目で試合を決める、勝利をほぼ手中に収めても攻め手を緩めずゴールを狙い続ける。
それが川崎Fのスタイルである。
6月26日・大邱との初戦を逆転勝ちした川崎Fは続く6月29日・北京FC(中国)戦では先発を6枚替えながら、7分・左ウイング長谷川竜也、9分・MF橘田健人と立て続けにゴールを奪うとワンサイドゲームを展開。34分にFW小林悠が負傷交代するアクシデントに見舞われるも、代わって入ったCF知念慶の2ゴールなど7-0の大勝。33本ものシュートの雨を降らした。
試合後、ゴールラッシュの口火を切った長谷川は「早い時間帯で複数得点を取ることができて、流れ的にいい入りができた。相手が若手主体ということで、先制点がいつ取れるかがカギになると思っていた。