結成40周年! PERSONZインタビュー「自分たちはホールでもう一度全部がみせられるライブをやりたい」
気が付いたら3年も経ってしまっているという状況の中で、アーティストや芸術家ってパンデミックとか何かあるとそれを機にいろいろ考えるんですね。音楽って何のためにあるのかなとか。ツアーが延期になったり中止になったりして負けてたまるかっていうのはすごくあるから、それを乗り越えてきてやっぱアルバムがなきゃ駄目でしょって。最初、ミニ・アルバムの予定だったんですけど、やっぱり40周年だったら作っていこうというのは全員で共有した気持ち。ツアーも組んだし、今まで貯めていたものが、今出る時期みたいな気がします。
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JILL(Vo)
――曲を作るうえで、困難を乗り越えてまた新たなものを生み出すときに感じたことは。
渡邉貢(Ba)久しぶりに自分に向かうような作業を本当に何年かぶりにやって、直接どういう影響があるかわからないですけど、コロナを経験して、リスナーの方を以前よりすごく意識するようになりましたね。お客さんにもドラマが一人ひとりにあって、その中に僕らの音楽もちゃんと存在していると感じるようになりました。
曲を仕上げるうえで今回はちょっと今までとやり方を変えて、曲を作るときにデモテープを作るんですけど、通常だとドラムが入った状態で、JILLさんにまず聴いてもらって歌詞を作って。