結成40周年! PERSONZインタビュー「自分たちはホールでもう一度全部がみせられるライブをやりたい」
それから藤田くんに渡してドラムを入れてもらって、それから僕がベースを弾いて本田さんに渡すというのが多かったんです。今回は敢えてデモテープの段階からドラムを入れないで曲を作ったんですよ。和音とメロディーだけの状態で藤田くんに渡して、リズム・アレンジができたところでJILLさんに聴いてもらうというイレギュラーな方法で。曲を渡した段階で藤田くんから「このBメロは直した方がいい」とか「サビのここはもう少しこうした方がいい」とかアドバイスがあって、1回戻してもらって、またそのメロディーを作り直して、また戻すみたいな作業をしてみたんです、初めて。
![結成40周年! PERSONZインタビュー「自分たちはホールでもう一度全部がみせられるライブをやりたい」](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FLP_P_PIA%252F2024%252FLP_P_PIA_de560967_5df5_4d2d_a897_42db04496079%252FLP_P_PIA_de560967_5df5_4d2d_a897_42db04496079_33d993c83bb3f3359507_4.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
渡邉貢(Ba)
JILL今までの過去のアルバムとは、スタジオに入ってみんなでやっていくっていうのとはまったく違う。それができちゃうって凄いなって。テクノロジーというか、その最初のリズム取りを全員でスタジオに入ってやってないんですよ。藤田くんは自分でプログラミングしている。
そこはもう売りにしていいんじゃないかなと思って今言ってるんですけど(笑)。本来ならドラム叩きたいと思うんだけど、これだけ特異な作り方をしていてもひとつのバンド・サウンドになっているので。