2021年6月15日 11:00
紅白歌合戦の巨大ドレスが明治座に! 座長を務める水森かおりインタビュー
撮影:川野結李歌
「ご当地ソングの女王」の異名を持ち、NHK紅白歌合戦の巨大衣装が年末の風物詩となりつつある演歌歌手・水森かおり。その彼女が明治座で座長を務める『水森かおり公演』が、6月18日に幕を開ける。第1部は、池田政之が作・演出を手がける「笑劇 大正浪漫~令嬢、難儀を引き受ける?~」がラインナップ。水森は女子大生の主人公・円条寺かおりを演じる。第2部はコンサートで、「瀬戸内小豆島」や新曲「鳴子峡」をはじめとした楽曲を披露。コロナ禍を経て「お客さんの前に立てる喜びを感じています」と語る水森の、現在進行形の想いに耳を傾けた。
コロナ禍を経て、お客様の前に立てることのありがたさを噛み締めた
──明治座で座長を務めることを、どのように受け止めていらっしゃいますか?
明治座さんの舞台って、自分を成長させてくれる素晴らしい機会なんですよね。だから、またこうして立たせていただける喜びをいつも以上に大きく感じています。
──「いつも以上に」という想いは、コロナ禍が影響していますか?
そうですね。去年はコンサートもたくさん延期や中止になって、お客様の前に立てることのありがたさを噛み締めました。