2021年6月15日 11:00
紅白歌合戦の巨大ドレスが明治座に! 座長を務める水森かおりインタビュー
最初は「歌手なのにお芝居の世界に踏み込んでしまっていいのかしら」というためらいがあったんですね。それを察したおふたりから「中途半端がいちばんよくない」「やるなら全力で」とアドバイスいただきました。相手をパーン!とはたくにしても「思いっきりやってくれた方がお客さんに伝わるし笑いも生まれるよ」「相手に対する遠慮は要らない」って。その通り実践してみたら客席から本当に笑いが起こって……楽しかったです。
振り切る部分と“間”を大切にしていく。よく考えてみたら、そうやって緩急をつけることは歌う上でも大事なことですよね。おふたりの教えから得た学びを、石倉三郎さんをはじめとする芸達者な先輩に囲まれる今回の喜劇にも活かしていけたら。
女子大生の令嬢かおりを笑い飛ばして
──今回水森さんが演じるのは、記者を目指す女子大生の令嬢かおり。
この役について、どう捉えていらっしゃいますか?
(何かを思い出して笑ってしまう)……いやぁもうホントに大丈夫ですかね?
──大丈夫ですよ。ビジュアルめちゃめちゃかわいいですから!
『水森かおり公演』メインビジュアル
アハハハハ! “お嬢様”って段階で「どうしようこの設定」