『フェラーリ』マイケル・マン監督インタビュー。「人生は映画のようにシンプルではない」
そこは死というものを感じずにはいられない街なのです。しかし、彼自身は死に囚われない人物でした。彼はいつも次のレースは、次の自動車は、次のイノベーションは何なのか? それだけを考えて生きてきたのです」
死に囲まれ、私生活でも仕事でも窮地に立たされ、しかし前進することをやめないエンツォと、彼と共に歩むことも、彼と離れることもできない複雑な関係の女性ラウラ。映画『フェラーリ』はこの上ない緊張感と、観るほどに魅了される複雑さをそなえた作品だ。
「誰であっても人生は複雑なものです。映画のようにシンプルなものではない。それこそがこの映画の核心だと私は思います」
『フェラーリ』
7月5日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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