くらし情報『佐倉綾音が感じた“声をあてること”の難しさ「ホラーというジャンルの間口になれたら」』

2023年11月17日 17:00

佐倉綾音が感じた“声をあてること”の難しさ「ホラーというジャンルの間口になれたら」

声も含めて100%のお芝居だと思うので、その中で声を代替して演じさせてもらうのは技術面でも感情面でもかなり気を使っています。

──やっぱり普段と準備も違うものなんでしょうか。

この作品に限って言うと、普段とは明らかに違うのは日が昇っているときに映像のチェックをすることですね。夜に観るとちょっと怖いので(笑)。万が一眠れなくなったら嫌だな、というところで、なるべく明るいうちに。それから、海外映画作品は厳しくセキュリティがかかっているので、暗い画面の上にさらにセキュリティ的な文字がかかっていて画面がクリアに見えないんです。そういうものも含めて、現場でかなりサポートしていただいて組み立ていることもあるので、逆に家で固めすぎないようにしました。このシーンが例えどういうシーンだったとしても、自分の中で柔軟に演技をちゃんと求められているベクトルに向けられるように。


佐倉綾音が感じた“声をあてること”の難しさ「ホラーというジャンルの間口になれたら」


──吹き替えであるということと、ホラーであるということで難しい要素が重なっているかと思うんですけど、逆に演じられて面白かった部分や楽しかった点はありますか?

思いっきり声をひそめたり、という繊細な音が許される現場は少ないんですよね。

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