セカンドキャリアではなく“デュアル”キャリア! EXILE TETSUYAがコーヒー事業を語る
いずれ来る、ダンサー引退後のための“セカンドキャリア”。そんな言い方をしてしまうと、華々しいメインストリームを退いた後の、食っていくための副業のように聞こえるかもしれないが、TETSUYAにはそんな意識は毛頭ない。「僕の中では、“セカンド”というより“デュアル”キャリアです」と語り、最大限の力を注いで取り組む。
「僕の中ではEXILEもコーヒーも同じ。5万人で埋まった東京ドームでのライブでファンの方からかけられる“ありがとう”という言葉も、1杯のコーヒーでひとりの人に言ってもらえる“ありがとう”も同じだなと。本気を出す理由は“規模が大きいから”ではないし、日常の数ある中でのたったの1杯だから本気じゃなくていいなんてことでもない。僕の中で、“本気で人をもてなしたい”という想いはひとつのライン上にあるものなんです」
事業として自ら中心となってやるからには、経営者としての観点も求められる。
「味のクオリティコントロールを保つことや、スタッフとの意思疎通もそうですが、実際にお客さんに一番近いところにいるバリスタや店舗スタッフにしっかりと自分の思いを乗せて伝えなければならない。
そういう難しい部分を日々、試行錯誤しています(苦笑)」