2021年1月1日 08:00
企画展「Walls&Bridges 世界にふれる、世界を生きる」東京都美術館にて開催!
企画展「Walls&Bridges 世界にふれる、世界を生きる」が、2021年7月22日(木)から10月9日(土)までの期間、東京都美術館にて開催されます。
人生の“壁”を制作活動に昇華させた5名の人物にフォーカス
「Walls&Bridges 世界にふれる、世界を生きる」は、自らを取り巻く“障壁”を展望を可能にする橋へと変え、芸術活動の糧へと昇華させた5人の作り手にフォーカスする企画展。絵画、彫刻、写真、映像といったそれぞれ異なる分野のアーティストである5名の、不思議な親和性のある作品が一堂に集まります。
東勝吉
東勝吉は、83歳から制作活動を始めた風景画家。木こりを引退した後、老人ホームで暮らしていた際に本格的に絵筆を握り、大分県由布院の風景画の制作に没頭。99歳で亡くなるまでの16年間で100余点の水彩画を描いています。
増山たづ子
生前「カメラばあちゃん」の愛称で親しまれた、増山たづ子。故郷の岐阜県旧徳山村と村民を記録するため、還暦を過ぎてから写真の撮影に挑戦。彼女の没後、ダム建設によって消滅することとなる村の様子を、10万カットにも上る写真で後世へと伝えられています。
ジョナス・メカス
ジョナス・メカスは、リトアニアの農家に生まれ、難民キャンプを転々とした後ニューヨークに亡命する多難な人生を歩んだ映像作家。