2017年7月1日 09:11
ただのフルーツと思いきや…!? ユニークすぎる美術展
独創的なユニークな世界 アルチンボルド展へようこそ
色とりどりな花や果物、動物、身の回りの道具で構成された人の顔や、上から下から見るアングルで姿を変える絵画の数々。
16世紀後半に活躍したイタリアの奇才な画家、アルチンボルドが今夏上野にやってきました。
6月20日(火)〜9月24日(日)上野・国立西洋美術館で開催されている「アルチンボルド展」は、奇抜な発想で今日も人々を驚かせるアルチンボルドの油彩・素描(帰属作品等を含む)計30点を中心に、約100点の出品作品が一堂に会する貴重な機会です。
近くで見たり、遠くで見たり、横から上から下から…見方によって新たな発見ができるアルチンボルドの世界が今ここに広がります。
代表作シリーズ『四季』『四大元素』が堂々集結!
神聖ローマ帝国皇帝に寵愛されたアルチンボルドは、皇帝に捧げるべく絵画を制作しました。それが代表的な作品シリーズ『四季』『四大元素』です。
本展では日本初公開の作品も含むすべての作品が公開されています。
四季シリーズの《春》は色めき立つ春の草花をふんだんに使用し、思わず「かわいい!」と駆け寄りたくなる作品。
近くから見れば想像を絶するほどの緻密な描き込みに引き込まれます。