【美文字の基本の書き方】感謝やお礼の気持ちを伝えるフレーズ
パソコン・スマートフォンの普及で、文字を手書きする機会が減ってきた現代。いざというときのために、美文字を書く練習をしてみませんか?感謝やお礼の気持ちを伝えるフレーズ「お心くばり、恐縮に存じます」を美しく書くコツをご紹介します。
お礼状やちょっとした感謝のメモに
「お心くばり、恐縮に存じます。」という文章。暑中見舞いや、何かをいただいたときなどに目上の方への返答として贈る言葉です。
普段はあまり使うことのないかしこまった文章ですが、年齢を重ねたり、社会人歴が長くなったりすると使う機会が出てきます。いざというときに困らないよう、手書きで綺麗に書けるように美文字のコツを学んでおきましょう。
最初は「お心くばり」のコツ
「お心くばり」は、縦線を意識して書くことが大切なポイントです。細くて縦長のシルエットが、文字にスマートさを演出。文字がすっきり見えるので、大人っぽいひらがなになります。横長に書いてしまうと、文字がボテッと重たい印象になり、子どもっぽさも出てしまうので要注意。
そして、文章のなかにひとつだけ「心」という漢字が入ります。「心」の美文字のポイントは、2画目の跳ねる角度。しっかりと止めた後に、内側に向かう感覚で跳ね上げましょう。