着物を美しく着付けるコツ!一人で簡単にできる基本の着方
おはしょりと襟を整えよう
襟幅や着丈が決まったら、腰の位置で紐を結んで固定させます。紐に2回通し、真ん中では結ばず少し横にずらして片花結びを。端は巻いた紐に入れ込みましょう。
次におはしょりを整えます。脇の下にある身八ツ口から手を入れて、指先を下にして真っすぐ下ろして整えましょう。背中側は、中指をしっかりと立てると整えやすいです。襟の部分は、半襟を1.5cm出して整えるときれいに見えます。
伊達締めと帯板をつけよう
襟とおはしょりを整えたら、胸下あたりで紐を結びます。前から着物を押さえながら紐を後ろで交差させて、前に持ってきましょう。
斜めになっているおはしょりを引き上げて、真っ直ぐになるよう整えたら伊達締めをします。真ん中で2回結び、紐の端を挟み込みましょう。あとは帯板を付ければ、着付けの基本は完了です。
着物を着て街の散策にでかけよう!
ポイントさえしっかりと押さえておけば、着物の着付けは初心者でも簡単にできます。この基本のポイントをしっかりと押さえておかないと、せっかく着られてもすぐに着崩れてしまうこともあるので要注意。
着物は、洋服とは違って背筋がピンと伸びる感覚になれます。