“トレンド最前線社長”が教えます!流行の読み方、オープンな空間の作り方【PR TIMES代表取締役・山口拓己さん】
それと、我々が追っている情報とを照らし合わせて次のトレンドを推し量る、という感じでしょうか。
——常にアンテナを張っていらっしゃるんですね!
山口さん:業務を離れた個人でいえば、街を歩いていると気になることがすごく多くて、すぐにメモするようにしているんです。特に写真はよく撮ります。かつてはデジカメでしたが、今はスマートフォンで。
——メモのための写真を。
山口:そうです。最近だとインスタグラムに投稿するために写真を撮る方も多いと思いますが、僕にとって写真は「メモ」ですね。そうすると、街のちょっとした変化、世の中の様子が浮かび上がってくる気がするんです。
例えば最近では、私の家のご近所の庭先にコンテナが運び込まれていました。普通の住宅の敷地なので「何だろう」と観察していたら、ある日カフェになっていたんですね。——増築でもなくカフェですか。住宅街では驚く光景です。
山口さん:そうなんです。そこから気になっていろいろと調べてみたら、タイニーハウス、小屋が流行りつつあるんだなとわかったり。
——確かにトレンドになっていますね。〔無印良品〕が打ち出した小屋など、話題になりました。
山口さん:ニュース的に「タイニーハウスというものがある」