“トレンド最前線社長”が教えます!流行の読み方、オープンな空間の作り方【PR TIMES代表取締役・山口拓己さん】
山口さん:住居でもオフィスでも、無機質、機械的なものよりは「自然」なものを選ぶ方が増えているようですし、私自身も心地よく感じます。また、今までになかった余白に“新しいもの作る”という発想もDIYらしさではないでしょうか。
——編集部から見ていても、ユーザーのみなさんが作るものはどんどん進化し、新しくなっていって、「こんなものもできるんだ!」という驚きが日々あります。
山口さん:その“余白を埋める”行動に私は新しさを感じます。例えば、東京で暮らしていると、この都市には空間がすごく少ない印象を受けますが、少し道を逸れたり時間帯をずらすと新しい表情が見えてきます。そういった“余白”に何かが生まれ、人々の行動が変わり、生活が変わる。結果、人それぞれの中にトレンドができる。
——世の中の大きなトレンドというよりは、個人単位の?
山口さん:はい。
その人自身のスタイルを表現し、それが部分的にトレンドと重なり合う、そんなイメージです。
——そうして情報が多様化すると、PRTIMESさんの元にはいっそうたくさんのリリースが集まりますね。
山口さん:SNSや検索技術が進んだおかげで、グルメ、ファッション、美容と、たくさんある情報から自分に合うニュースを受け取りやすくなりました。